(赤色の部分がかわります)
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ゴルフ・プレー
あなたに贈るお話しの本
ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
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発行所●ギフト絵本ショップ |
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これは、比類なきゴルファー
--主人公の名前--のために
特別に書かれた本です。
○○○○年△△月□□日
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ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
生まれた競技であることは、よく知られています。
ささやかに始まったこの競技は、その後
世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。
ボビー・ジョーンズのような
伝説的なスタープレーヤーも生まれました。
そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、
海外のメジャー大会を目指すプロが
増えています。
ゴルフは世界中で、さまざまな形で
プレーされているのです。
○○○○流ゴルフも
そのうちのひとつです。
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○○○○は、
□□□や、□□□や、□□□
たちと
お気に入りの--ゴルフコース名--に
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ みんな死の危険に
されされてしまうのです!
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他人のうわさとは裏腹に、
○○○○はケチるということがありません。
子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところがあるかもしれませんが・・・・・
ゴルフのこととなると話は違います。
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○○○○は以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールはけっして水に浮かばないことなども、
○○○○は
何年もかけて、体得したのです。
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○○○○の生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけではありません。
◎◎は何を優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるかを心得ています。
かつて○○○○が
嵐の中で全コースを回ったという事実はありません。
◎◎が17ホール回ったとこで、
ゴルフ場がクローズになってしまっただけなのです。
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ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを
夢見ています。
ティーグラウンドから
フェアウェイの真ん中に飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ・・・・・
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
○○○○が--年齢--を打つのはたやすいことです。
問題は、最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです。
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ゴルフの名手といわれる人は、いかなる場合にも、
各種のショットで対応できます。
例えば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、
ランニング・アプローチ、というように。
○○○○も多彩なショット・・・・・例えば
チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフックなどを
繰り出します。
◎◎の持つ最高のショットは、
□□□や、□□□や、□□□
命名の
”まぼろしの一撃”です。
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以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが
導入されました。
これはゴルフの腕前に差がある人同士でも
一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
○○○○にとって、
このシステムは大きな欠点があります。
◎◎は数える価値のある10ラウンドを
回ったことがないのです!?
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○○○○がゴルフをする理由のひとつは、
運動のためです。
ほかの運動はどれも○○○○には不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かず、
テニスをやればネットにボールの行く手を阻まれ、
さっさと切り上げたのは、よかったのですが、
◎◎はホトホト疲れてしまいました。
○○○○のように
ほどよく鍛えられた肉体の持ち主には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。
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ゴルフのラウンドを回りおえると、
いつも○○○○は
□□□や、□□□や、□□□と
「19番ホール」に現れます。
そこでその日のショットについて話し合ったり、
次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
○○○○は仲間と
一杯ひっかけます。
それから、いかに今日はついていなかったか、
あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。
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ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
○○○○はときに
素晴らしいショットを繰り出します。
以前、ディープ・バンカーから打ったショットが
奇跡的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!?
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○○○○は友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から解放されるチャンスでもあります。
○○○○は
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されてゆくんだ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが解消されるのです。
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○○○○はいつか
自分のゴルフの本を書くことを夢見ています。
「3歩前進2歩後退
―○○○○のゴルフ人生辛抱だ」
「ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係
―○○○○著」
「○○○○の
19番ホールの楽しみ方」
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○○○○は何年間も
自分のゴルフに挫折感を味わってきたにも関わらず、
いまだにゴルフを続けている、
その根性は見上げたものです。
◎◎は我を忘れて
1日中、原野や森林を走り回るのです。
だからこそ
賭けに負けたときの支払いが
きれいなことはさておき、
○○○○は
かけがえのないゴルフ仲間なのです。
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ゴルフは、--主人公の名前--にとって
まさにチャレンジなのです。
□□□や、□□□や、□□□が
○○○○に
どうしてゴルフをするのか問いかけます。
その答は明白です。
ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間。
アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどおりに
カップに吸い込まれていく瞬間・・・・・
○○○○にとって
そんなありふれた出来事はともかく、
ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような
奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。
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--主人公の名前--様
自分流のゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからといって、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボウリングと同じように考えたら
いいと思います。
スコアが高いほどいいんだってくらいに・・・・・
○○○○年△△月□□日
--贈り主名--より
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--メッセージ上段--
--メッセージ下段--
--贈り主名--より
○○○○年△△月□□日
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(No Printed) |